転職や退職の自己都合
今の職場では自分の力を思う存分発揮できない、あるいはスキルアップを望んで新たな職場への転身。こういったステップアップ思考は、今の若い世代の人たちにとって、当たり前になってきました。
次の会社へすんなりと再就職。もちろんそれに越したことはありませんが、そのように上手くいく人ばかりではありません。むしろ転職を考えるきっかけは、職場の人間関係が圧倒的に多いのです。
何年間も会社にこき使われ、上司には理不尽な理由で怒られ、同僚たちとの人間関係はうまくいかない・・・我慢できなくなり急に辞めてしまう人もたくさんいます。しかし、退職は慎重に考えないと損するのは自分です。
自ら辞めてしまったことが、その後の生活を左右することがあります。退職してすぐに再就職しない場合、一定期間の収入として頼りになるのは雇用保険です。しかし自ら辞めてしまった場合、「自己都合」と見なされてしまいます。
「自己都合」で退職してしまうと、雇用保険の給付制限があります。7日間の待機後に3ヶ月間の給付制限が設けられていて、手続きをしてから受給開始までおよそ4カ月もかかるのです。その間は預貯金を切り崩して暮らさなければなりません。
住宅ローンや家賃など、出費が多い人ほど事は深刻です。「自己都合」で退職する場合は、雇用保険受給開始までの4ヶ月間、どのように生計を立てるか考えておく必要があるでしょう。
一時の感情の高ぶりで「自己都合」退職をしてしまうと、後々大変な思いをするかもしれません。一度冷静に考えてみてから決めることをおすすめします。